現代オフィスで、パーテーションは非常に有用な造作壁となっています。

ローパーテーションからハイパーテーション、アルミパーテーションやスチールパーテーションなど、さまざまな材質やデザインのパーテーションが存在します。パーテーションは、オフィスの印象も大きく変える効果を持っているため、こだわりの空間づくりをしたい企業にとっても、見た目のデザインだけではなく、働き方も考慮しながら、最適なパーテーション選びをすることがが重要になります。

本記事では、株式会社いわい様の新オフィスの施工を事例に、パーテーションのデザイン性と機能性を知り、オフィス工事前に知っておきたいポイントをご紹介します。

近年トレンドの「ブラックフレーム×ガラス」を組み合わせたパーテーションに焦点を当て、デザインと機能を両立させるノウハウを解説いたします。オフィスのイメージアップだけではなく、従業員のパフォーマンス向上も引き出したい経営者様や総務・人事担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

 

1.「ありがとうの数だけ革新をおこす」、製造業の課題を解決!

 

株式会社いわい

 

 株式会社いわい様は、1974年6月、株式会社いわいの前身である岩井ボールト工業が創業。

戦後日本の高度成長期の中、石油化学プラントや機械メーカーをネジで支えて、鹿島臨海工業地帯で地域一番店のネジ屋として成長されてきました。お客様と仕事をする上で、コミュニケーションを大事に、信用、信頼、安心、安全を高める事を意識し『ありがとう』と言う仕事に繋げてこられたことから、価格競争から価値創造をテーマにし、事業領域の拡大をされております。

現在は、加工事業に加え、今の時代に必要不可欠なITを生かした、製造業向けDXコンサルティングも提供されています。

この度は、増床を意図した移転によるオフィスの内装工事を承りました。

 

2.スタイリッシュなオフィスを演出する、ブラックとガラスのパーテーション

 

会社エントランスには、目隠しのフィルムシートを活用したハイトールのガラスパーテーションを採用。

会社エントランスには、目隠しのフィルムシートを活用したハイトールのガラスパーテーションを採用。

 

現代オフィスが求める「透明性」と「デザイン性」

近年のオフィスデザインは、オープン性とプライバシーのバランスがポイントとなっています。「風通しの良さを表現した透明性のある間仕切り」の需要が増加しています。ガラスパーテーションは、空間を隔てながらも、視覚的な開放感も得られることから、モダンで洗練された印象を与えます。

中でも、ブラックフレームと組み合わせたデザインは、シンプルながら高級感を演出し、企業オフィスの社格の向上にも貢献します。

ブラックフレーム×ガラスパネルならではの特徴

  • デザインの統一感:ブラックフレームは、什器や内装の色味に左右されず、様々なスタイルにマッチします。

  • 空間の広がりをキープ:透明なガラスがもたらす光の透過性で、圧迫感のないレイアウトを実現します。

  • 機能性との両立:スモークフィルムや吸音パネルとの組み合わせで、会議室や集中エリアにも快適な空間を実現します。

 

いわい様では、ブラックフレームのガラスパーテーションを導入し、オフィス全体を「見えるオープン性」と「隠せる機密性」で使い分けられるレイアウトに。従業員の作業効率向上に加え、クライアント様の訪問時の企業イメージ向上も期待がもてます。

 

3.半透明ガラスパーテーションで、開放感とプライバシーを両立

 

近年、多くの企業がガラスパーテーションを採用しています。特に人気なのが、ブラックフレームを組み合わせたガラスパネルのデザインです。

近年、多くの企業がガラスパーテーションを採用しています。特に人気なのが、ブラックフレームを組み合わせたガラスパネルのデザインです。

 

「完全透明」と「半透明」の使い分け

ガラスパーテーションの最大の課題は「プライバシー確保」でしたが、フィルム加工技術の発展により、用途に応じた透明度の調整が可能に。例えば、スモーク加工では50%の視界遮断を実現し、会議室や個人デスクでの適度な遮蔽に最適です。一方、フロスト加工は光を拡散させつつ完全な遮蔽を叶え、エントランスや休憩室のデザインアクセントとしても活用されています。

遮音性能を高める「iwasemi(イワセミ)」吸音パネル

ガラスパーテーションの弱点とされる「音の反響」を解決するのが、吸音パネル「iwasemi」です。彩光を保ちつつ最大30dBの遮音性能を発揮するため、オープンオフィスでも会議内容が外部に漏れる心配がありません。

実際に某コワーキングスペースでは、iwasemiを組み込んだガラスパーテーションを採用し、「静寂エリア」と「コラボレーションエリア」を分離。利用率が20%向上した事例もあります。

選び方のポイント

  1. 目的別の透明度選択:完全透明(オープンエリアや、足元や頭上高さ部分の位置)/スモーク(会議室や応接室)/フロスト(完全遮蔽が必要なエントランス)

  2. フレームの幅と色:パネル同色のブラックのアルミフレームでスタイリッシュに、スチールの太いフレームは、存在感も演出。

  3. 拡張性:後からパネルやドアを追加できるかどうかもチェック。

 

ガラスパーテーションは、オフィスにモダンでスタイリッシュな雰囲気をもたらし、洗練された印象を与えます。

ガラスパーテーションは、オフィスにモダンでスタイリッシュな雰囲気をもたらし、洗練された印象を与えます。


ガラスパーテーションの大きな利点は、優れた採光性です。視界を遮ることなく、空間を広く見せる効果があります。

ガラスパーテーションの大きな利点は、優れた採光性です。視界を遮ることなく、空間を広く見せる効果があります。


天井までのハイトールのガラスパネルは開放感も抜群。一部をパネルで仕切ることで、秘匿性も考慮した会議室も作ることができます。

一部をパネルで仕切ることで、秘匿性も考慮した会議室も作ることができます。パネルにホワイトボードを組み込んだ、便利仕様です。

 

4.「見える境界線と感じない隔たり」が生むオフィスデザインの革新

 ガラスパーテーションの「見える境界線と感じない隔たり」とは、物理的な仕切りを保ちつつ、心理的な閉塞感を排除する設計思想を指します。

ガラスパーテーションが人気を集める理由には、デザイン性だけはなく、元来のパーテーションの「空間を分断する」役割に加え、現代の働き方に求められる「オープン性」と「プライバシー」の両立を兼ねる内装の間仕切りであることがあげられます。

 

イワセミをガラスパーテーションの一部に使用することで、開放感を維持しつつ、視線を適度に遮ることができます。

イワセミをガラスパーテーションの一部に使用することで、開放感を維持しつつ、視線を適度に遮ることができます。


シンプルなガラスパネルにイワセミを幾何学模様に貼ったデザイン。様々な意匠アレンジが可能です。

シンプルなガラスパネルにイワセミを幾何学模様に貼ったデザイン。様々な意匠アレンジが可能です。


執務スペースとミーティングスペースを分けることや、受付と事務スペースを仕切るなど、「オープン性」と「プライバシー」の両立できるのがガラスパーテーションの特徴です。

 

「見える境界線」の特徴と機能性

(1)視覚的開放性による空間連続性

ガラスパーテーションは透明性を活かし、「仕切りながらも空間をつなぐ」特性を持ちます。例えば、ブラックフレームと透明ガラスを組み合わせたデザインは、オフィス全体に「統一されたデザインテイスト」を生み出し、視線の通り道を確保することで、圧迫感なくゾーニングできることを可能にします。会議室や個人デスクを設置する際も、閉鎖的な印象を与えず、オフィス全体の一体感を維持できます。

(2)機能的な境界線のカスタマイズ

ガラスパーテーションは、フィルムのスモーク加工や吸音パネルとの組み合わせで、「用途に応じた遮断レベル」にカスタマイズが可能です。

  • 透明ガラス:オープンエリアや共有スペースに最適。

  • スモーク加工(50%透過):ミーティングルームや休憩室など適度なプライバシー確保。

  • フロスト加工:完全な視覚遮断が必要なエリア(機密会議室など)に対応。
    これにより、「境界線」の役割を柔軟に変化させられます。

「感じない隔たり」がもたらす心理的メリット

(1)ストレスフリーな職場環境の構築

鋼板パネルで囲われたパーテーション空間は、視界を遮ることで、「孤立感」や「監視されている感覚」を生みがちですが、ガラスパーテーションは、「周囲の人の動きが視認できる」ため、以下の効果が得られます。

  • 安心感の向上:チームメンバーの存在を感じられ、孤独感を軽減。

  • 自然なコミュニケーション促進:視線が通ることで、声をかけやすい環境を形成。

(2)生産性と集中力の両立

吸音パネル「iwasemi(イワセミ)」を併用したガラスパーテーションは、スタイリッシュなガラスパーテーションの意匠性を損うことなく、「音」と「視線」のバランスを最適化します。

  • 遮音性能(最大30dB):会議室外の雑音を軽減し、集中力を維持に作用します。

  • 視覚的つながり:完全な個室と異なり、閉じこもり感がなく、適度な緊張感を保てる。
    某調査では、ガラスパーテーションを導入したオフィスで、従業員の業務効率が18%向上した事例も報告されています(※出典:Office Design Impact Report 2023)。

オフィスワーカーへの具体的なメリット

(1)柔軟な働き方を支援

  • フリーアドレス制との親和性:透明性のある仕切りは、レイアウト変更時も選択の幅を広げます。

  • ハイブリッドワーク対応:在宅勤務とオフィス勤務者を繋ぐリモートワーク用スペースの設置も可能です。

(2)健康面への配慮

  • 採光の確保:透明ガラスが自然光を透過し、照明依存を低減。眼精疲労の軽減にも貢献します。

  • 開放感によるメンタルヘルス改善:圧迫感のない空間は、心理的負荷を軽減します。

(3)企業イメージの向上

  • 来客時の印象:洗練されたガラスパーテーションは、企業の「先進性」や「透明性」をアピールします。

  • 従業員の満足度向上:快適な職場環境は、人材の定着率向上にもつながります。

 

まとめ|「境界線」の再定義が未来のオフィスを創る

ブラックフレームとガラスパーテーションが実現する「見える境界線と感じない隔たり」は、単なる空間の仕切りではなく、「人と空間の関係性を最適化する内装デザイン」でもあります。

視覚的なつながりを保ちつつ、機能的な隔たりを提供するこの設計は、オフィスワーカーに「集中できる環境」「協働しやすい文化」「健康を守る環境」を同時に与えます。

働き方の多様化が進む現代において、パーテーションラボのガラスパーテーションは、従業員のエンゲージメントと生産性を高めるための基盤となるパーテーションであることを体感していただきたいと思います。

 

オンライン商談などに、リモート専用の吸音ワークブースも設置。

オンライン商談などに、リモート専用の吸音ワークブースも設置。

 

5.ブラック&ガラスパーテーションはパーテーションラボにご相談ください!

失敗しない工事の流れ

パーティションメーカー直販のパーテーションラボでは、オフィス改装のプロが設計から施工まで一貫サポート。工事の流れは以下の通りです。

  1. ヒアリング:現オフィスの課題や新オフィスでの用途を確認。

  2. ショールーム見学:内装デザインイメージしながら、予算感をつめていきます。

  3. 最短1日での施工:パーティション施工専門部隊がノウハウを生かして施工管理いたします。専門職人が現場でカスタマイズすることも。

コスト削減の秘訣

  • メーカー直販:設計施工までのワンストップサービスで中間マージを削減。

  • アフターサポート:補修のご相談や、レイアウト変更による改組設置もご相談ください。

 

オフィス中央に広々ゆとりの執務エリア

オフィス中央に広々ゆとりの執務エリア


寛げるカフェスペースと、奥には従業員用ロッカールームを配置。シルバーフレームで執務エリアと差別化。

寛げるカフェスペースと、奥には従業員用ロッカールームを配置。シルバーフレームで執務エリアと差別化。

詳細画像はコチラ

 

ブラックとガラスを組み合わせたパーテーションは、現代のオフィスが求める「デザイン性」「機能性」「コストパフォーマンス」をすべて満たすソリューションです。

パーテーションラボでは、製造メーカー直販のパーテーションと施工技術で、理想的なオフィス空間をスピード施工で実現します。

まずは無料お見積から、あなたのオフィス改革を始めてみませんか?

 

ハイクラス感の漂うオフィスデザインを実現する、パーテーションラボのブラックパーテーション「ザ・ブラッキー」