パーテーションラボ
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新型コロナウイルスによる緊急事態宣言、感染症まん延防止等重点措置が解除されました。
「新しい生活様式」に基づきながらも、なんとなく明るいムードも・・・。果たして良い傾向は続くのでしょうか?
不透明ながらも、ウィズ・コロナの事業状況をどう建て直すのか?ポジティブには考えたいところです。たしかに予算や費用対は無視できなのですが、まずは足元をもう1度見直してみましょう。
事業そのものも、働き方も根底から考えなおす機会となったコロナ禍において、戦略的なオフィス構築はかつてないほど経営課題として注目を集めています。
移転やゾーニング計画を立てる上でも再度脚光を浴びているのが、可動間仕切りの施工型パーテーションです。
「パーテーション」とは、「パーティション」とも言われ、リフォームやリノベーション用語としては「間仕切り」の意味で使われます。
余談ですが、パーティションとパーテーションの違いはなく、英語の「partition」のことを指します。英語のつづりどうりであれば、「パーティション」なのですが、「パーテーション」と発音されることが多いようです。
空間を小部屋に仕切ったり、視線を遮ったりするために使われるパーティションの間仕切。
コロナ禍のオフィス創りにおいて、あらためて「パーテーション」そのものが、ソリューションであると私たちは考えます。それはパーテーションがそもそも移設可能な「移動式(可動式)間仕切壁」であるからです。活動拠点としてのオフィスの必要性度合いが流動的である課題に対して、パーテーションはひとつの解決策といえます。
では、パーティションでオフィスの仕切り工事を行う上で、注意しておくべきポイントはどんなことがあるのでしょうか?
例えば、オフィススペースの思案となると、平面のレイアウト案や、通常視野である目線の高さや、床に意識がいきがちですが、天井部は、意外と日頃は意識しないものです。しかし空間は決して平面ではありませんので、天井部までの設計は空間を機能的に使う上でとても重要です。
このように、以下はオフィス移転や改築を検討する部門のかたは、知っておいて損はないお話です。
間仕切り工事に使われるような天井まで届くパーティションには、「欄間(らんま)が空いているタイプ」「欄間が空いていないタイプ」の2種類があります。
それぞれ特徴があるので、どのような部屋を作りたいかによって使い分ける必要があります。
欄間が開いているタイプ
パーテーションの上部1/4〜1/5程度の空間(欄間部分)が抜けているタイプのパーテーション。
部屋を区切ってもある程度空気の通りがあるため、室内にエアコンを増設しなくてもいい場合があることや、結果的に工事費用が抑えられるなどのメリットがあります。
ただ、どの程度空気が通るかは隣の部屋のエアコンの位置や欄間の高さによっても変わり、隣の部屋と完全にエアコンを共有できるほどの効果はないことや、遮音性がないため室内で話している内容が抜けてしまうというデメリットがあることに注意する必要があります。
次に説明する「欄間が空いていないタイプ」とどちらを選ぶかは、現状のエアコン位置や、どういった部屋を作りたいかによって決めることが重要です。
欄間が空いていないタイプ
天井までパネルで区切られており、欄間がないタイプのパーティション。
遮音性が高く空間にセキュリティ性を持たせられるため、会議室などの間仕切りとして適しています。ただ、空間が完全に区切られてしまうため、部屋内にエアコンや照明がない場合は増設工事が必要となり、結果的に工事費用がかさんでしまうというデメリットもあります。
また、消防法によりパーティションの設置位置が制限されたり、消防設備の増設が必要になる場合があることを覚えておきましょう。
欄間が空いていないタイプのパーティションを立てる場合、区切られた空間は消防法上の「部屋」とみなされます。
そのため、以下のような点に注意する必要があります。(以下はあくまで最低限の基準であり、これをクリアしていれば必ずしも問題がないというわけではありません。実際にはその都度、所轄の消防署が指導を行うことになっています。)
消防署への届け出が必要になる
オフィスに新しく入居する時はもちろんですが、現在入居中のオフィスにパーティションを立てる場合も、消防署への届け出が必要になります。工事に着手する7日前までに、必ず「防火対象物工事等計画届出書」の提出を済ませるようにしましょう。
各間仕切り内に火災報知器を設置する必要がある
消防法では、オフィスの各部屋に火災報知器を設置することが義務付けられています。
そのため、パーティションで区切った空間内にない場合は、新たに増設する必要があります。工事費用を抑えるのであれば、火災報知器の位置を考慮しながらパーティションを設置するのもひとつの方法です。
排煙設備を設置する必要がある万一の場合に備えて、室内に排煙設備を設置する必要があることも覚えておきましょう。排煙設備には建築基準法と消防法がかかわってきます。
また、これらの法律が改正された場合には設備にも変更が必要になることがあります。つまり、建築基準法と消防法を遵守しつつ排煙設備を設置しなければならないのです。排煙設備の設置の際には専門家におまかせすることをおすすめします。
実現したい空間に合わせてパーティションを立てる
「欄間が空いているタイプ」「欄間が空いていないタイプ」いずれのパーティションにもメリット、デメリットがあり、設置にかかる費用も異なります。
間仕切り工事をするうえでは、どのような空間を作りたいかを考慮しながら、適切なものを選ぶようにしましょう。
A工事、B工事、C工事とは、工事の区分のことです。
誰が業者に発注して、誰が費用を払うのかということをわかりやすく、3つに分けているのですが、大まかには、
C工事がオフィスの内装工事。入居者が業者を選定できる
C工事はオフィス内部の工事になりますから、業者の選定から費用まで、全て借り主側の責任で行います。
複数の業者の相見積を取って金額を比較できるので、じっくり検討したいところ。オフィスの間仕切り工事実績が多数の専門業者は、豊富なアイディアと間仕切りの課題解決を蓄えています。信頼のおける工事業者と、直接交渉できる安心感があります。
オフィスの移転となると、各工事には、誰が工事を行うのか、その費用を誰が負担するのか?許可はどのように獲得を進めていけばよいのか?
中身がわからないまま移転作業を進めてしまうと、後々トラブルが起こることもあり得ます。そうならないように、移転担当者は工程の違いを知っておく必要がありますが、それ以上に、信頼のおける業者選びがとても大切になります。
パーテーションラボは、専門の担当者が終始サポートさせていただき、企画段階から設計施工まで一貫したサポート体制をお約束いたします。
パーテーション専門メーカーならではの確かな技術はもちろん、移転の際の廃棄処理まで『ワンストップ』で承ります。オフィス工事はパーテーションラボまでご相談ください。
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