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現代社会は情報化がどんどん進んでいます。あらゆるものがデータ化され、便利に利用できる一方で、今まで以上に情報漏洩対策をしっかり行う必要があります。実際、どの企業でもセキュリティ対策は神経を使うポイントです。
セキュリティ対策はいろいろとありますが、今回は、ゾーニングについて触れたいと思います。ゾーニングとは、オフィス内を用途別に空間を区切ることを指します。 オフィスの中でも、情報管理のレベルはゾーン(場所)によって変わります。会社の中には、オープンスペースの中で行っても問題ない業務もあれば、より厳重な管理が求められるような業務も存在します。空間を分けることで、それぞれのレベルに合わせたセキュリティ対策を進めやすくなります。
そのためにおすすめの方法として、パーテーションを使って区切る手法があります。視覚的、聴覚的にスペースを遮断できるので、自分の仕事に集中できるメリットも期待できます。 ただし、設置する場合には、いくつか注意すべきこともあります。企業の中にはビルのテナントを借りているところが多いかと思いますので、その場合には、管理会社に問い合わせて確認を取りましょう。原状回復など建物や設備への注意以外に、搬入経路や設置するにあたっての騒音についての注意などが考えられます。
そのほかにも、パーテーション設置の際には、建物にまつわる法律にも注意が必要です。例えば個室空間には、それぞれ火災報知機を設置することが消防法で定められています。パーテーションの種類によっては、部屋と解釈される場合・されない場合があります。火災報知機の場所を確認して、必要に応じて部屋の区切り方を考えることも求められます。
パーテーションの設置には、このように注意が必要な項目が何点かありますから、専門業者に相談してアドバイスを受けながら、部屋のレイアウトを考えていきましょう。
パーテーションには、例えば電子ロックを取り付けることもできます。このようなタイプのものを設置することで、セキュリティ対策を行うのも一考です。ただ単に部屋を区切るだけでなく、目的次第で製品種類・機能を選べるのがパーテーションの便利な点のひとつです。
電子ロックを設置することで、限られた人しかその部屋に入ることができないようにすれば、機密情報の保護になります。
電子ロックの中には、ICカードキーがないと出入りできないようなタイプのものもあり、そういったものを利用すれば、権限を特定の人物ごとに振り分けられます。
例えば経営者の持っているキーは事務所内のすべてのドアを開けられるように、エンジニアはサーバールームや資材置き場などの業務に必要な扉だけ開閉が可能というように設定すれば、情報漏洩のリスクなども軽減できます。万が一盗難や情報漏洩などのアクシデントが発生しても、どの部屋にいつだれが何時に入ったかの情報が記録されているので、問題の出所をすぐに解析できます。
セキュリティ対策のためにパーテーションを導入するといっても、具体的にどこに設置すればいいのか分からないという人もいるでしょう。企業の事情によって様々ですが、会議室や応接室の増設の際にパーテーションが設置されるケースがあります。
会議室や応接室は、担当者と顧客の間のみで共有すべき話や、社内でも限られた人の間で共有されるような重要な話がされることもある場です。 事務所を開設した当初にはさほど必要性を感じていなかったものの、業務を進める内に、専用の部屋が必要になるケースがよくあるようです。そういった際には、部屋の外になるべく音がもれないよう、施工型のスチールパーテーションなどの遮音性に優れたものを設置するといいでしょう。
室内の情報が守られていれば安心して話ができます。安心感は信頼に繋がり、お客様との関係にもプラスに働くでしょう。
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