新型コロナウイルスの感染状況について政府の分科会の尾身茂会長は衆議院内閣委員会で「いわゆる第4波と言って差し支えないと思う」と述べました。また、大阪について「まん延防止等重点措置」で新規感染者数の状況に効果がなければ緊急事態宣言を出す選択肢も出てくるという認識を示しました。私たちができることとして、外出から帰ったあとや食事前などに正しい手洗い・うがいでの習慣対策以外に、住まいや働く環境で安心安全に少しでも繋がることとして、どのうようなことができるのでしょうか?ワクチン接種の後も、まだしばらくこの新しい日常のテーマとなりつづけそうなトピックスですね。

「殺菌」「除菌」「抗菌」とは?そして「抗菌」と「抗ウイルス」の違いとは?

 新たな日常において、「非接触」といっても完全にはというと難しい問題です。

それでも住環境や職環境において、建具の機能性として抗菌・抗ウイルス機能を付与した具材を用いたり、コーティングを施すことで、製品表面に付着した特定の細菌やウイルスの減少が期待できます。

「抗菌」とは、細菌を増殖させないことを目的とするのに対し、「抗ウイルス」はウイルスを破壊して不活化させることを意味します。

「殺菌」とは?

殺菌の意味は、微生物を殺すこと。医薬品・医薬部外品に使える表現で、市販薬や薬用せっけんのパッケージなどで目にすることが多いです。

「除菌」とは?

除菌の意味は、洗浄などの方法で、その物から微生物を取り除くこと。「殺菌」することも除菌に含まれますが、医薬品や医薬部外品以外では「殺菌」を謳えないので、この表現がよく使われます。

「抗菌」とは?

抗菌の意味は、微生物の発生・成育・増殖を抑制することをいい、製品表面の細菌の増殖を抑制すること。
微生物の増殖を抑制、または微生物の生菌数が時間の経過とともに減少すること。殺菌、滅菌、消毒、除菌、静菌などすべてを意味する。殺菌や除菌のように、直接菌を殺したり取り除いたりする効果ではなく、菌の増殖を抑制あるいは阻害することをいいます。

パーテーションラボでは、オフィスの間仕切りから壁、什器・備品まで抗菌対策。接触感染を予防し、安心して働ける環境づくりをサポートします。

 例えば、パーテーション、ドアやドアノブ、壁パネルの表面材に抗ウイルス・抗菌機能を兼ね備えたメラミン化粧板の内装建材が使用可能です。

オフィスや住環境はもちろん、食品関連、教育・医療系、倉庫や工場等、各種施設で二次感染を予防するためのウイルス対策になります。