プロが解説|オフィスをオシャレに見せるために大切な3つのポイント

1.「オシャレなオフィス」に必要なこととは
2.オフィスをオシャレに見せるために大切な3つのポイントとは
3.オフィスをオシャレにするメリットとは
4.手軽にオフィスをオシャレにしたい！そんなときは？
5.「パーテーション」で叶えるオシャレなオフィスづくり

　「オフィスをオシャレにしたいけれど、何から始めたら良いかわからない…」というお悩みを抱えている企業は多いでしょう。

オフィスは見た目のデザインだけでなく、機能性も重要です。だからこそ、オシャレなオフィスをつくるときは、ポイントを決め、色使いにこだわり、機能性を意識したレイアウトを心がけることが大切になります。

本日は、オフィスをオシャレに見せるために大切なポイントを事例を交えて解説いたします。

1.「オシャレなオフィス」に必要なこととは

　オフィスのデザインは、従業員の生産性やクリエイティビティを向上させるための重要な要素です。多くの企業が、チーム内のコミュニケーションの活性化や従業員のモチベーション向上のために、オフィスデザインに独自の工夫を行っています。

オシャレな空間と聞くと「デザイン性の高さ」を想像する方が多いと思いますが、オフィスの場合はデザイン性と同じくらい大切なのが「機能性」です。従業員の使い勝手を考慮し、快適で心地の良い設計を意識した上で、デザインを検討するようにしましょう。

2.オフィスをオシャレに見せるために大切な3つのポイントとは

　「オシャレなオフィス」と聞いて、思い浮かべるイメージは人それぞれです。

だからこそ、オフィスを設計する際には、以下の3点がとても重要になります。

①「オシャレに見せたいポイントを決める」

　まず第一に、オフィスをオシャレに見せるためには、強調したいポイントを明確にすることが大切です。

オフィス内のどのエリアを際立たせたいのか、どのような雰囲気を演出したいのかを把握することが、デザインの方向性を決定する基盤となります。

例えば、受付スペース、会議室、あるいは共有スペースなど、目指すポイントに合わせたコンセプトを立てることが重要です。この段階でしっかりと決めることで、一貫性のあるデザインを実現し、オフィス全体の一体感を生み出すことができます。

②「色使いにこだわる」

　二つ目のポイントは、色の使い方にこだわることです。

色はオフィス環境に大きな影響を与えます。企業のイメージやコンセプトに合った色を選び、空間にアクセントを加えることが重要です。

例えば、赤や黄色などの明るいトーンの色を使うことで活気を演出したり、緑や青といった落ち着いた色調を取り入れてリラックス感を演出したりすることも可能です。他にも、コーポレートカラーを活用して設計するのも良いでしょう。色使いにこだわると、オフィス内の雰囲気や空間の印象を魅力的に仕上げることができます。

③「機能性を意識したレイアウト」

　そして三つ目のポイントは、機能性を意識したレイアウトです。オフィスは美しさだけでなく、実用的で快適な作業環境を提供する必要があります。デザイン性を重視しつつ、従業員が効率的に業務を行えるようなレイアウトや家具の配置を工夫することが求められます。

例えば、Web会議が多い企業であれば、パーテーションを使って個室や半個室ブースを作ると、周囲の目線や声が入りにくくなり安心して会議に参加できます。従業員の働き方に合わせたレイアウトは、オフィスの満足度を高める重要な要素です。

3.オフィスをオシャレにするメリットとは

　オシャレなオフィスのポイントについてお話ししましたが、中には工事費用を心配して「そこまで過度にオシャレにしなくても・・・」と考えている企業もいるかもしれません。

しかし、オシャレなオフィス、洗練された働く環境は、従業員や来客に対し良い影響をもたらし、様々なメリットを得ることができます。

①「従業員のモチベーション向上に繋がる」

　まず一つ目に、オシャレなオフィス環境は「従業員のモチベーション向上」に繋がります。魅力的で快適な職場は、従業員にとって居心地の良い環境になるため、仕事への意欲を引き出し、良い影響を与えます。心地よく快適な空間は創造性を刺激し、新しいアイデアを生み出す助けにもなるでしょう。

また、社員同士の交流を意識した「フリーアドレス席」や「ラウンジ」などを取り入れた設計をすると、社員同士がリラックスした自由な交流が生まれやすくなります。業務や部署の垣根を超えた繋がりが生まれ、社内の雰囲気がより活発に変化することも期待できます。

②「来客者にポジティブな印象を与える」

　二つ目に、オフィスの外観や内装が整っていることは、顧客やビジネスパートナーにも良い印象を与えます。

オフィスのデザインは、企業の印象を左右する重要なポイントです。オシャレで活発な雰囲気のオフィスは、企業そのものの信頼感や魅力を高めます。

さらに、オフィスを自社のコンセプトに沿ったデザインにすることで、ブランドイメージを分かりやすくアピールすることができます。オシャレなオフィスは話題性が生まるため、メディアやSNS、口コミなどで広がりブランドイメージの強化に貢献することも多いでしょう。

③「リクルーティングが有利になる」

　そして三つ目に、従業員が誇りを持って働ける場所であることは、企業の雰囲気を外部に示す優れた手段となります。

自慢のオフィスでいきいきと働いている従業員を見ることで「ここで働きたい！」という意欲が掻き立てられ、応募を検討する人も増えます。魅力的な職場環境は、優秀な人材を引きつける重要な要素とも言えるでしょう。

4.手軽にオフィスをオシャレにしたい！そんなときは？

　この記事をご覧になっている方の中には、「オシャレなオフィスにしたいけれど、予算が限られている…」「工事に時間をかけられない…」とお悩みの方もいらっしゃるかもしれませんね。

そんな場合にもオススメなのが、施工型パーテーションです。

施工型パーテーションとは、建物内のスペースを区切るために使用される壁や仕切りです。

複数の工程が必要になる造作壁とは異なり、施工型パーテーションは一工程で終わるため、コストを抑えて短い工期で施工することができます。

施工型パーテーションのレイアウトやデザインについては、素材に関わらずカスタマイズが可能なので、イメージするレイアウトを実現することができます。社内でWeb会議用のブースを設けたり、部署ごとの間仕切りを設置したりと、アイデア次第でさまざまな使い方が可能です。

また、オフィスのレイアウトは、今後の変更に対応するために柔軟性も必要です。例えば、増員や業務の変化によって、オフィスレイアウトを変更することが必要になる場合があるでしょう。造作壁であれば壁を撤去し下地を解体する工事が発生しますが、パーテーションであれば取り外しが容易なのでスムーズにレイアウト変更ができます。

企業の動きに合わせて自由に変更できるのが、パーテーションの最大の魅力です。