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目次
オフィスの新設や移転の他、社員数の増減や業務内容の変更などで、オフィスのレイアウト変更を検討の機会は意外とよくあります。オフィスの機能性や社員の業務効率を上げるために、レイアウト変更で生産的なオフィス空間を作ることは効果的です。
本記事では、オフィスのレイアウト変更や新規オフィスの設立を検討している方に向けて、効果的なオフィスレイアウトを作るコツなどを、パーテーションラボでの実際の取り組みや実例を交えながら説明していきます。
この記事では、オフィスレイアウトの基礎知識やパーテーションラボの取り組みを紹介いたします。オフィスの新設や移転、レイアウト変更を検討中の方必見です。
オフィスのレイアウトを見直すと良いタイミングはどのようなときなのでしょうか。最初に具体的な3つのタイミングを紹介します。
社員数や組織のチーム数などが、とくにに変動するときは、オフィスのレイアウトを見直すタイミングの一つです。
例えば、新年度から社員を増員することでデスク数の不足が予想されたり、組織の変動でチーム数が増減して部屋数が合わなくなったりする場合などです。
社員数やチーム数に大きな変化があった場合でも、限られたオフィス空間をパーテーションで効果的に仕切ることで、より機能的なオフィスレイアウトに変更できます。
会議室の増築が必要な際も、オフィスのレイアウトを見直すタイミングの一つです。
社員の勤務体系の変化などで会議室を使う頻度が増えると、増築を検討する必要があるでしょう。また近年はオンラインによるミーティングや面接などを導入している企業もあります。オンライン上の会話に雑音が入ったり背景にオフィスの様子が映ったりするのを防ぐためにも、会議室の増築が必要になるケースもあります。
このようなときは、会議室の増築に必要なスペースを確保しながら、他のワークスペースのレイアウトを見直すと良いでしょう。
オフィスの作業効率や働きやすさを改善したいときも、オフィスのレイアウトを見直すタイミングの一つです。
現在のオフィスの機能性が社員の業務スタイルに合わないレイアウトであれば、レイアウト変更を検討した方が良いでしょう。例えば共同作業が多いけれど複数の社員が同時に作業できるフリースペースが少なかったり、オンラインミーティングが多いけれどオフィス内に防音スペースがなかったりする場合が考えられます。
またオフィスの通路の動線が煩雑で動きにくければ、オフィスのレイアウトを見直し、より効率の良い動線へ変化させましょう。収納スペースが少ないため備品の段ボールなどがそのまま通路に放置されているオフィスでは、レイアウトを見直して倉庫スペースを確保すれば、環境美化の観点からも働きやすい環境に改善できます。
オフィスのレイアウト変更や新規オフィスのレイアウト作成は、一般的にどのような流れで進むのでしょうか。ここではオフィスレイアウトを作る具体的な3ステップを紹介します。
最初のステップでは、オフィス作りの土台となるコンセプトを定めます。
オフィスのコンセプトを定めるには、どのような働き方を目指したいのか、具体的に実現したいことは何なのかをイメージしましょう。その際は、企業の理念や事業内容、イメージカラーなどを参考にしてキーワードを作成するのも良い方法です。
オフィスのコンセプトを軸にして現状のオフィスでの問題点を洗い出し、重要度や優先順位を考えながら、解決したい課題とそのアプローチ方法を決めていきます。コンセプトがはっきりしていると、課題解決を行うためのアプローチ方法を定めやすくなるでしょう。
オフィスコンセプトが明確になったら、具体的なゾーン配分(ゾーニング)を定めていきます。
解決したい課題が「社員同士のコニュニケーション」の場合、社員が気軽にコミュニケーションを取りやすいオフィスラウンジを設けたり、打ち合わせがしやすいフリースペースを広めに取ったりすると良いです。
「一人ひとりが集中して仕事ができていない」という課題を解決したいのであれば、仕事に集中しやすい個室スペースを多めに確保したり、社員のデスクスペースにパーテーションを導入したりすることが好ましいでしょう。
オフィス全体のゾーン配分では、社員向けのスペースと来客者向けのスペースを分けるのはもちろん、挙げた例のように社員向けのスペース内のゾーニングを考えることが大切です。
オフィスコンセプトやゾーニング、解決したい課題が決まったら、アイデアを可視化するためにレイアウト図を作成します。
レイアウト図では、デスクや椅子などのオフィス家具のサイズや空間を仕切るパーテーションのサイズ、素材、色など細かい情報を書き込みます。オフィスコンセプトやゾーニングの内容に沿って、演出したいオフィスの雰囲気に合う物を選ぶのがポイントです。
レイアウト図を作成する際は、オフィスの「動線計画」を決めることも大切です。動線とは、オフィスを使用する人が自然に使うと予想される移動経路のことを指します。動線が複雑だとオフィス内の移動が非効率的になり、生産性が落ちる原因につながるかもしれません。なるべくシンプルな動線になるよう心掛けましょう。
なお通路の幅は建築基準法で定められた基準があるため、幅を定める際は注意が必要です。
また天井まで届くパーテーションを使って部屋を増設すると「個室」とみなされ、消防法に抵触するケースが考えられます。消防法に抵触すると、煙・炎感知機やスプリンクラー、排煙設備や非常灯などの新規設置が必要です。
建築基準法や消防法に抵触しないレイアウトを作成するためには、専門知識を持った業者に建築基準法や消防法に基づく適切なレイアウト図を作成してもらうと良いです。
※参考:e-Gov法令検索.「建築基準法」.https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=325AC0000000201_20240401_505AC0000000063 ,(参照2024-05-17).
※参考:e-Gov法令検索.「消防法」.https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=323AC1000000186_20240401_505AC0000000058 ,(参照2024-05-17).
パーテーションラボでは累計10万件以上の施工実績に基ずく、機能的なレイアウト作成のノウハウで起業や開業はもちろん、移転や新拠点開設など新オフィスやレイアウト変更のご提案として、「無料オフィスレイアウト」サービスをご提供しています。
オフィスプランナーやデザイナー、内装工事など専門知識を持つスタッフの知恵を結集させ、オフィスの業務効率アップを目指す取り組みをしています。
主に行っている取り組みの例は以下の3つです。
パーテーションラボでは業務フローや組織の特性、経営課題の把握を目的として、オフィスを使用する方のワークスタイルを中心に調査を行っています。
具体的に確認するポイントは、業務の個人・チーム作業の比率やルーティンワークの比率、部門ごとの人数比率、オフィスへの来客頻度、行われる商談の内容などです。社員の年齢層や性別の比率、社員同士のコミュニケーション量の過不足などもヒアリングする項目に含まれます。
これらの調査結果から組織の特性や経営課題を理解すると、社員のワークスタイルに沿ったデスク配置やパーテーションの素材、レイアウトの提案ができます。
パーテーションラボでは、ワークスタイルのヒアリングで得た情報やレイアウトの案を元にして、オフィス全体のゾーニングを具体的に計画しています。
パーテーションラボでは、基本的に関連性の高いスペースをまとめてゾーニングします。例えば来客者の受付スペースから応接室へ誘導しやすい配置にしたり、社員が休憩時に使う給湯室や喫煙室、リフレッシュコーナーをオフィスの一画にまとめたりするなどです。
また来客が使用する通路と従業員専用のスペースが近過ぎないか、役職者の使用スペースと一般社員の使用スペースの距離は適切かなどの点にも配慮した、ゾーニングを行っています。
パーテーションラボでは、動線設計を工夫しながらレイアウトやゾーニングを行っています。
動線の幅はメイン動線、サブ動線で異なるのが一般的です。動線の幅の目安は、メイン動線は1200〜1600mm、サブ動線(隣合ったデスクの間)は700〜1000mm、サブ動線(デスクと後席デスクの間)は1500〜1800mmといわれています。
オフィスの動線設計はシンプルな方が良いとされており、パーテーションラボでは無駄のない動線を提案しています。通路の回遊性があり、行き止まりを作らないことも動線設計の基本です。
社員がストレスなくスムーズに社内を移動できることを前提にした動線計画で、通路の位置や長さ、幅を決め、業務効率化アップを図っています。
パーテーションラボでは、オフィスのレイアウト変更が企業オフィス・ブランドのイメージアップにつながるような取り組みも行っています。ここでは、具体的な例を2つ見ていきましょう。
パーテーションラボでは、企業が持つブランドやイメージ、社風や理念を元にデザイン方針を考案・決定しています。
例えば「洗練された」「おしゃれな」「温かみのある」「誠実な」「堅実な」などのキーワードを実現するオフィスレイアウトやデザインの提案が可能です。
おしゃれなオフィスの写真や映像などをSNSやWebサイトを使って発信すると、企業イメージの印象付けが期待できるでしょう。
パーテーションラボでは企業のCIを表現したレイアウトの提案も行っています。
CIとは「コーポレートアイデンティ」の略で、1930年代にアメリカで始まり、1970〜80年頃に日本でも広まったとされる概念です。CIは企業が持つ理念や文化、事業ドメインや目指すビジョン、独自性や本質的要素などを、統一的なデザイン、ロゴなどに落とし込み、デザインを活用して企業の存在感を高める企業戦略のことです。
例えば、Webサイトとオフィスのデザインが統一された色やフォント、雰囲気だと洗練された印象になります。来客に対してオフィス自体がPRの要素として機能し、CIを理解してもらえるでしょう。
またオフィスへの来客に限らず、あらゆるステークホルダー(顧客・取引先・社員・株主)の視点を意識したオフィスのデザインも意識しています。例えばおしゃれなオフィスで働いていることで社員が自社に愛着を持つと、社員の定着率アップにつながる可能性があります。
前述の通りパーテーションラボでは、さまざまな取り組みを行い、オフィスのレイアウトを作成しています。ここでは、パーテーションラボで実際に行っているオフィスのレイアウト例を、3つのエリアに分けて見ていきましょう。
受付やエントランスは来客の第一印象を左右する「企業の顔」です。来客が多いオフィスや採用活動を強化している企業、ブランド戦略やCI計画に積極的に取り組んでいる企業は受付・エントランスに力を入れると良いでしょう。
パーテーションラボでは扱っている商品、サービスが持つブランドイメージ、ロゴカラー、経営ビジョン、経営理念など、お客さまが打ち出したいイメージを実現できるようなレイアウトやデザインを提案しています。
例えば来訪者に緊張感よりもまずは、落ち着きを感じさせていのであれば、落ち着いた茶色や木目調の素材を使ったレイアウトを提案します。企業が持つ個性を全面に出したければ、企業ロゴに含まれる鮮やかな色をワンポイント装飾に使用する提案をします。
また受付やエントランスにBGMやグリーン(植栽)、絵画や水槽、ソファーなどを設置し、居心地の良い空間を作ることも可能です。
さらにパーテーションラボでは、デザイン面だけでなく、受付やエントランスが本来持っている機能やセキュリティ面に配慮したプランニングも提案しています。
具体的には担当者をスムーズに呼び出す受付システムや、防犯面や情報漏洩防止を意識した受付レイアウトのデザイン、防犯カメラ・入室管理システムの導入、独立した空間を演出するパーテーションの導入などです。
パーテーションラボは、社員のワークスタイルにマッチしたワークスペースも提案しています。
例えば外回りをする営業社員が多いオフィスと、インサイドセールスなどコールセンターやカスタマー部門、マーケティングや設計部門などでデスク作業をすることが多いなど、それぞれのワークスタイルに合うオフィスレイアウトが必要でしょう。チームや役職など、組織単位の観点を取り入れ、社員が快適に仕事ができるようなデスク配置やパーテーションの設置をするのも大切なポイントです。
パーテーションラボでは使用目的や人数、頻度に応じた会議室のレイアウトを提案しています。
例えば社長や役員が経営会議に使用したり、査定や個人面談など人事関係に使用したりする会議室であれば、素材に重厚感があり防音性に優れたスチールパーテーションを使用したレイアウトが必要です。
反対に若手社員が多く、活発な会議やカジュアルなミーティングを行う会議室であれば、明るくて開放感のあるガラスパーテーションやローパーテーション、または空間は緩やかに仕切るのみとして調高式テーブルを設置したレイアウトを提案しています。
このようにパーテーションの種類やデザインを会議の目的に合わせて提案し、より良いオフィス空間を作り上げています。
他にも、オフィスの機能性を高めて快適な環境を実現するため、コワーキングスペースやサーバルーム、ロッカー・更衣室、倉庫・収納スペース、休憩室、喫煙室など細かいゾーニングを行います。
オフィスのレイアウト変更の際、ゾーニングに使用されるのがパーテーションです。オフィスを効果的に仕切って新しい空間を作るなら、天井までの高さがある「施工型パーテーション」がおすすめです。
施工型パーテーションにはさまざまな種類があります。ここではその一部を紹介します。
施工型パーテーションのベーシックがアルミパーテーションです。
アルミパーテーションはパネルをアルミフレームに固定してあるシンプルな作りで、移転や改組設置もできるので、可変性のある仕切であることが、LGS壁など従来工事異なる最大の特長です。
オフィスの必要に応じてパーツの増設やサイズ変更、レイアウト変更が容易に行える他、よくあるテナント規約の「不燃性素材による造作工事」にも対応しながら、他の素材に比べて安価であることも選ばれる理由です。
人数に応じてレイアウトを変える可能性がある会議室や会社のエントランス、更衣室など幅広い用途に使用できるパーテーションです。
スチールパーテーションはアルミパーテーションよりも、性能に優れた施工型パーテーションです。
スチールパーテーションはパネルを重ね合わせた、継ぎ目がないフラットなデザインが特徴です。表と裏の中空構造の中に、防音材を挿入することもできるので、遮音性を向上することもできます。
オフィスを上質な空間にしたい方は、重厚感や高級感が感じられるスチールパーテーションを選ぶと良いでしょう。
またスチールパーテーションは遮音性に優れているため、オフィスの中でも防音性を重視したい会議室や応接室などにおすすめです。
施工型パーテーションには、パネルがガラスでできているガラスパーテーションもあります。
開放感と独立性を両方実現させたいときにおすすめです。高級感があり洗練されたデザイン性を持つため、他の素材やパネルカラーと組み合わせるとおしゃれなオフィスシーンを演出できます。
オフィスの中でも開放感を出したいエントランスや、可視性・採光性を生かしたい会議室に使用するのがおすすめです。
社員数や組織の変化や必要な部屋の増築などで、オフィスのレイアウト変更が必要になる場面があるでしょう。限られたオフィススペースを効果的に仕切っておしゃれで機能的な空間を作りたいと思っている方は、ぜひパーテーションラボにご相談ください。
パーテーションラボでは、お客さまの目的に応じたレイアウトの提案から施工までを一貫して行えます。パーテーションの種類も豊富に取りそろえており、業務効率アップはもちろん、企業イメージを体現できるオフィスレイアウトやデザインの提案が可能です。専門の知識を持った経験豊富なスタッフが、オフィスレイアウトからデザインまでさまざまな提案を行います。
オフィスのレイアウト変更について不明な点や詳しく知りたいことがある方は、ぜひパーテーションラボにお問い合わせください。
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