パーテーションラボのSDGsの取り組み

1.SDGs Week EXPO 2024を視察

　2024年12月4日(水)〜6日(金)東京ビッグサイトの東ホールにて、「SDGs Week EXPO 2024」が開催されました。

「SDGs Week EXPO」とは、環境総合展「エコプロ」を中核に、「カーボンニュートラルテック」「自然災害対策展」「社会 インフラテック」など持続可能で強靭な社会の構築を志す同時開催展示会の総称です。

セミナープログラムでは、「脱炭素×サプライチェーンビジネスの共創～持続可能な未来をつなぐための戦略とは～」「建設・製造業の現場に求められる熱中症・高温対策」「労働安全における企業文化の構築とは～リスク管理で実現する組織パフォーマンス向上～」「災害時のトイレ問題を考える ～能登半島地震の経験から～」「「環境と経済の両立」を目指す埼玉県ＣＥ～サーキュラーエコノミーをビジネスチャンスに！～」「脱炭素社会の実現に向けたアルミニウム資源循環について」「サーキュラーエコノミーを加速するデジタルとDPPの最新動向」「データが導く廃棄物の資源化と循環最適化の未来」など、私たちの事業において、非常に興味深いテーマで多くの講演も催されました。

パーテーションラボ運営会社のアイピック株式会社も、「環境に寄り添った間創りで未来へ」をコンセプトに掲げ、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでいます。

この取り組みは、経済成長、環境保護、社会的公正という3つの要素をバランスよく考慮することを基盤としています。

「環境ソリューションカンパニーとして何ができるか。アイピック全社員といっしょに取り組んでいます。」（アイピック株式会社代表取締役社長　髙橋 成）

パーテーションメーカーの「私たちにできること」として、SDGs（持続可能な開発目標）への具体的な取り組みを紹介いたします。

2.環境に配慮した製品設計とエネルギー効率の向上

　持続可能なビジネスモデルを実現するためには、製品のライフサイクル全体で環境負荷を最小限に抑えることが重要です。パーテーションラボでは、以下のような具体的な取り組みを行っています。

• リサイクル可能な材料の使用: 製品の設計段階から廃棄物の削減を考慮し、再利用可能な材料を積極的に使用しています。これにより、製品廃棄時の環境負荷を大幅に減少させています。例えば、パーテーションパネル製品には、アースフレンドリーでエコな「電炉産鋼板」を使用しているものがあります。トイレブースパネルの芯材にもリサイクル材を有効活用したインシュレーションボードを使用しているものがあります。

3.カーボンニュートラルへの取り組み

　環境保護の一環として、カーボンニュートラルの実現に向けて具体的な目標を設定し、積極的に取り組んでいます。

• 中小企業版SBTの取得: 2023年11月には、中小企業版SBT（Science Based Targets）を取得し、2050年までにカーボンニュートラルを実現するためのロードマップを策定しました。

• CO2排出量の削減: 2030年までにCO2排出量を42.0%削減するという目標を掲げ、その達成に向けて具体的なアクションを実施しています。

4.SDGsへの具体的な貢献と今後の展望

　国連が採択した17の持続可能な開発目標（SDGs）に対して、パーテーションメーカーとして、今後の展望として、以下の取り組みを強化していく予定です：

• さらなる環境負荷低減に向けた技術革新
• サプライチェーン全体での持続可能性の向上
• 地域社会との連携強化
• 従業員の環境意識向上のための教育プログラムの充実

埼玉県八潮市の自社パーテーション製造工場では、省電力で高い生産性を誇る、環境性能に優れたマシンを導入し、クリーンでエコな加工技術の向上にも努めており、今後も継続して設備向上を図って参ります。

5.まとめ

　パーテーションラボ運営会社のアイピック株式会社は、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に行っており、経済成長、環境保護、社会的公正の3つの要素をバランスよく考慮したサービスモデルの展開で皆さまや地域社会に貢献できることを願っております。

 ショールームでは、SDGsを考慮した製品の展示も行っており、ユーザー企業や設計者といったお客様もSDGsに基づいた選択をするための情報を提供しております。

パーテーションラボは、これからも「環境に寄り添った間創りで未来へ」というコンセプトを大切にしながら、持続可能な社会の実現に向けて、積極的に取り組んでいきます。

私たちの製品やサービスを通じて、微力ながらより良い未来の創造に貢献できれば幸いです。